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2017年10月11日 vol.256 【週刊MARUMERU】 「ク」と「キ」の違い?

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┗━━━┛2017年10月11日 vol.256

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「ク」と「キ」の違い?

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1  印刷の豆知識 第104弾 インクとインキ 

2 うっかり本を濡らしてしまった…

3 サッカーボールのデザイン

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週刊メールマガジン「まるメル」では、
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本日は10月11日。
この10と11を倒して見ると
なにに見えますか?

これがウィンクをしているように
見えることから、今日は
「ウィンクの日」」だそうです。

女子中学生の間ではやった
おまじないでは、この日、
朝起きた時に相手の名前の
文字数だけウィンクをすると、
相手に気持ちが伝わるのだとか…。

よければ、来年、試してみてください。

それでは、今週も「まるメル」vol.256をお楽しみください。
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【 1 印刷の豆知識 第104弾 インクとインキ】

一般的には、インクジェット、
インクカートリッジ、
製図用インクなどのように
「インク」という言葉を
聞くことが多いと思います。
しかし、印刷業界では、
インキという表現をする
場合が多いようです。

インキとインク、
どのように使い分けられて
いるのでしょうか?
それとも…。

インク(インキ)とは、
顔料や染料を含んだ液体やジェル、
個体のものを溶かして文字を
書いたりするのに用いられます。
語源的には、インク(英語でink)と
インキ(オランダ語でinkt)の
違いがあります。

顔料・染料を含んだ液体状のときには、
慣用的にインクを使い、
印刷関係で用いるものはインキと
呼ぶことが多いようですが、
実は「インク」なのか「インキ」なのか
使い分けに定義づけられているものは
特になく、同義語として
区別されていないようです。

筆記用具として用いる万年筆の場合は、
ブルーブラックインクのように
「インク」が使われます。
また、印刷の場合は、オフセットインキ
のように「インキ」が使われます。

先ほど記したように、顔料・染料を
含んだ液体状のものをさすときは「インク」、
印刷関係で用いる場合には「インキ」と
呼ばれることが多いという曖昧なもの。

どちらの言い方でも間違いではなく
意味も充分通じると言えます。

さて、インクは鉱物や
種子などの殻、海に住む生物から
採取される染料が主な原料でした。
現在では、ボールペンやマジックなどの
使い切るものが広く需要を占め、
ペンの先にインクをつけて
筆記するといった用具や手段は
日常用としては
珍しくなってきています。

印刷用のインキは、
印刷素材によって、
高粘度のジェル状のもの、
低粘度の液状のものが存在します。
15世紀にグーテンベルグが
活版印刷を開発したことに
合わせて、筆記用のインクとは
異なった高粘度の
インキが開発されました。

インクとインキは、
どちらも液体です。
呼び方の違いには、
粘度による使い分けも
考えられなくはありません。
水のようにサラサラと粘度の
低いものを「インク」と呼び、
印刷業界で使われるドロドロとした
粘度の高いものを「インキ」と
呼ぶというよう場合です。
しかし、「インク」と「インキ」で、
粘度の境目がハッキリしている
訳ではないので、結局、曖昧に
とらえられてしまいます。

やはり、どちらの言い方でも
間違いではなく、意味も充分通じる
ということのようです。
なんだか少しモヤモヤしますね。笑
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【 2 うっかり本を濡らしてしまった…】

読書の秋です。
みなさんは、読書してますか?
私の場合、時間があれば、
本を読むようにしているのですが、
仕事が忙しかったりすると
なかなか思うように
読み進むことができません。

ところで、読書中に
うっかりコップの水を
こぼしてしまったり、
鞄の中の本が雨水の浸水で、
濡れてしまった…、
なんてことは
ありませんか?

そのまま自然に
乾燥させてしまうと
ページが波打ったりと、
困ったことになります。

さて、そんな水に
濡れてしまった資料を
乾燥させる方法が、
国会図書館のホームページで
紹介されています。

掲載されているのは、
修復に関して専門的な
知識や技術を持たない
図書館員が一般的な資料に対して
手当てを行うことを前提にした
テクニックとのことで
特殊な薬剤などは使わず、
身近にあるもので対応ができる
ようになっています。

用意する材料は、
タオル(吸水性のある素材)、
吸水紙(無色のペーパータオルなど)。

用意する道具は、
扇風機(送風機)、
板(画板、カッターマットなど)、
重石。

送風する前の下準備や、
ページの波打ちを防ぐための
テクニックが紹介されていて
大変参考になります。

手順がわかりやすく紹介されている
国会図書館のページはこちら。

http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/preservation/manual_drying.html

うっかり本を濡らしてしまった…
なんてことがありましたら、
試してみてはいかがでしょうか。
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【 3 サッカーボールのデザイン】

先日、SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)が
2018年FIFAワールドカップの出場を決めました。
これで、6大会連続の出場だそうです。

ところで、サッカーボールと聞くと
皆さんは、どんなボールをイメージしますか?

世代によっても違いがあると思いますが、
多くの人は、このタイプを
思い浮かべるのではないでしょうか。

以前は、この白黒のサッカーボールしか
ありませんでしたが、
近年ではさまざまなデザインの
カラーボールが登場しています。

今回は、このサッカーボールの
デザインについてご紹介します。

現在は、人工皮革で作られる
サッカーボールですが、
初期の頃は天然皮革で作られ、
バレーボールのような形をしていて、
色は茶色でした。

それでは、白黒のサッカーボールが
いつから登場したのかというと、
1960年代に日本のスポーツ用品メーカー
「モルテン」が、当時ハンドボール用に
作られたボールの技術を転用する形で、
白い六角形と黒い五角形を組み合わせた
デザインのサッカーボールを
製作しました。

その後、モルテンとOEM契約を結んだ
アディダスが、1970年の
メキシコワールドカップの
公式試合球としてこのボールを使用すると
サッカーボールといえば、
この黒色の五角形と白色の六角形の
組み合わせであるといわれるほどに、
世界的にデザインが定着しました。

では、なぜ白黒だったのでしょう?
それには、3つの理由があるようです。

●その1 見やすさ(グラウンドで)

日本人が、白黒のサッカーボールを
発明したのは、日本のグラウンドが、
土だったからという理由です。
サッカー発祥の地のヨーロッパの
グラウンドは、芝です。
日本の土のグラウンドでは、
ボールが茶色だと同化してしまい
見えにくかったので、
白黒にして見やすくしました。

●その2 見やすさ(テレビで)

それまでの茶色一色の
サッカーボールでは、
モノクロテレビでは、ボールが
見えにくかったそうです。
初めて公式戦で白黒ボールが
使われた1970年の
メキシコワールドカップでは、
視聴者にとって
とても見やすいと
好評だったそうです。

●その3 ワールドカップの
公式スポンサーがアディダス

アディダスのロゴは、本来白黒。
日本のメーカーモルテンが製作した
白黒のサッカーボールと
ワールドカップ公式スポンサーの
アディダスの「白黒のロゴ」が一致したとの理由で、
白黒のサッカーボールが
その後、主流になったようです。

ちなみにカラーボールが
公式戦で初めて使用されたのは、
1998年のフランスワールドカップから。
すでにカラーテレビが当たり前に
普及していたため、この大会を機に、
「テレビで鮮やかに映すため」という
理由でカラーボールの使用が
どんどん増えました。
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vol.255でご紹介しました「黒ひげ危機一髪の真実」について
お客様より貴重なご意見をいただきました。

「この商品、実は発売当初は「黒ひげを飛び出させた人が勝ち」
というルールでしたが、テレビ番組で「飛び出させた人が負け」
という使い方をされたことなどからそちらのルールが浸透してしまい、
メーカーのタカラトミーさんもある時期からルールを変えていった
という経緯があります。」

ご連絡誠にありがとうございました。

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〜丸屋庄兵衛のひとりごと〜

濡れてしまったページを波打たせないで修復する方法、
印刷屋の私も知りませんでした。試してみたいと思います。
うまくできればお慰みです!

サッカーボールなんですが、庄兵衛は色より、
黒い部分が五角形、白い部分が六角形、
ということに実は初めて知ってびっくりしました。
人間って(庄兵衛だけですかね)いい加減ですねー(笑)

「黒ひげ危機一髪」については、有難うございます。
庄兵衛もお聞きしてホッとしました(笑) 
これからもよろしくお願いいたします!

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