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2018年8月15日 vol.300 【週刊MARUMERU】 気がつけば…

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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2018年8月15日 vol.300

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※こちらのメルマガは、過去に株式会社丸庄(以下弊社とする)
社員と名刺交換をさせて頂いた方を中心に配信しております。
情報として何かのお役に立てればと思っておりますので、
宜しくお願い致します。
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気がつけば…

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1  印刷の豆知識 第119弾 測色計

2 予想外…

3 台風、ハリケーン、サイクロン…

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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。

tanaka@msmarusho.co.jp
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丸庄は、今年創業200年を迎えますが、
この「まるメル」も、
気がつけば今号でvol.300。

2012年11月19日のvol.001配信から、
あしかけ5年9ヶ月、積み上げた数字が、
ついに300となりました。
丸庄の歴史には、遠く及びませんが、
ずいぶん歩いてきた気がします。

「情報として何か、お役に立てれば…」
この配信開始時の思いを忘れず、
つぎなる到達点を目指したいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

それでは、今週も「まるメル」vol.300をお楽しみください。
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【 1 印刷の豆知識 第119弾 測色計】
 
先日、丸庄の営業企画部全員が
持っている「マイクロメーター」を
取り上げました。

今回は、その第二弾。
他の業界ではあまり見かけない
印刷会社で活躍する計器の
ご紹介です。

今回取り上げるのは、
その名も「測色計(そくしょくけい)」。
印刷現場において、
色を測定します。

リンゴは赤色、レモンは黄色、
空は青色のように、人間の目は
自然に色を判別しています。
しかし、同じ青でも海の青と
空の青では違います。同じリンゴでも、
太陽の下で見る色と蛍光灯の下で
見る色は異なります。また、見る人に
よっても感じ方は変わり、色を
正確に伝えることは実は
大変なことなのです。

さて、色の測定をする上で重要なのが、
色の3属性「色相」「明度」「彩度」です。
「色相」は、赤や黄、青のような色合いのこと。
「明度」は、色の明るさや暗さを表し、
「彩度」は、色の鮮やかさの度合いを表します。

私たちが、色と表現しているものは、
以上の「色相」「明度」「彩度」という
3つの要素から成り立っています。

抽象的な色を正確に判別する方法として、
「色相」「明度」「彩度」から色を
数値化する方法があります。そして、
ルールに従って色を数値化することで、
見る人や場所、条件を問わず、正確に伝え、
判別し、比較することが可能になります。

人間の目は、物体に反射した光を
赤・緑・青という3色にわけて脳に
伝達することで色を判断しています。
この3刺激を数値化する測定器が色彩計。
原理としては、人間の目と同様に
赤・緑・青の3刺激を測定して
数値化します。

そして、色彩計のほか、
色の測定器として、
分光測色計があります。
人間の目と同様に3刺激を測定する
色彩計は「刺激値直読タイプ」と呼ばれ、
比較的低価格で小型なので、
製造現場の検査などに
幅広く活用されています。
ただし、色彩計は、光源によって
数値が変化してしまうという
デメリットがあります。

一方で分光測色計は、複数のセンサで
光を分光し、波長ごとに反射して測定。
測定値から3刺激値を算出するため、
高度な色の解析に適しています。
おおまかな色は、目視でも判別できますが、
問題となるのが微妙な色の違い。
工場内では同じ色に見えても、
太陽光のもとでは色が大幅に
違うように見えることもあります。
そんな色の違いを数値化して、
色の品質管理を行う際に
測色計が静かに活躍しています。

色に関するご相談などございましたら、
担当営業までお気軽にお声かけください。
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【 2 予想外…】

数年前のこと、
大阪市阿倍野区にある
「文の里(ふみのさと)商店街」では、
シャッターを下ろした店が
目立つようになってきたそうです。

そんな時、商店街の活気を取り戻そうと
大阪商工会議所が、商店街のPRポスターを
広告代理店に依頼して制作しました。
制作したのは、若手クリエーター60人。

そこで制作されたポスターが、
予想外で、センスがあって素敵と
紹介されていますよと、
印刷部のメンバーが教えてくれました。

例えば、商店街にある
大島漬物店のポスター。




ポスター?はよ作ってや。死ぬで。

やっと気付いた。この仕事、しんどい。

お漬かれさまでした。

コピーが効いていますね。
写真も素敵です。

興味のある方は、こちらへ。
https://creive.me/archives/4780/#i
ポスター25点(第一弾)が紹介されています。
第二弾は、こちら。ポスター27点
https://creive.me/archives/4879/

熊成寝具店さんのポスターも、
私は好きですね。

発想、アイデアが予想外で、
斜め上をいくふみの里商店街のポスターが
厳選して紹介されています。
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【 3 台風、ハリケーン、サイクロン…】

これまでにない経路を進んだ台風12号。
東側から日本列島に接近・上陸し、
本州を西進する珍しい経路をたどりました。
原因は、日本付近を覆っていた
太平洋高気圧とチベット高気圧が
朝鮮半島から北日本にかけて
存在したことで、台風は、
日本列島付近で高気圧に行く手を阻まれ、
さらに北海道付近にあった寒冷渦が
日本の南に移動してきたことで、
寒冷渦が作る反時計周りの風にのって
台風が移動したことが
原因とされています。

さて、テレビやニュースを見ていると
アメリカでは巨大なハリケーンが、
大きな被害をもたらす映像が、
流れたりします。
ハリケーンと台風は、
違うものなのでしょうか?
さらに、サイクロンというのもあります。
どれも同じ強風をともなう
熱帯低気圧のようですが、
その違いとは…?

[台風]
区域:太平洋北西部、南シナ海で発生する熱帯低気圧
語源:ギリシャ神話最大の怪物デュポン
   (英語ではTyphoon(タイフーン))に漢字をあてた
基準:最大風速が約17m/s以上

[ハリケーン]
区域:大西洋北部、太平洋北中部、
   太平洋北東部で発生する熱帯低気圧
語源:カリブ海の邪神ウラカーン(huracan)から
基準:最大風速が約33m/s以上

[サイクロン]
区域:インド洋北部や南部、
   太平洋南部で発生する熱帯低気圧
語源:英語表記cyclone (サイクロン)
   cycle(サイクル)の語系で
   ギリシャ語で円や輪を意味した言葉から
基準:最大風速が約17m/s以上

台風・ハリケーン・サイクロンは、
発生地域で分類されるということのようです。

日本を通過する台風は、
南シナ海、西太平洋で発生し、
東へ上っていきます。
雲の動きを撮影した
写真などでわかるのですが、
反時計回りに回転しているのは、
地球の自転が関係しています。
ちなみに、南半球では時計回りに。
台風の進行方向に向かって右側は、
風が強くなり、航海などをするには
非常に危険だと言われています。

台風を北東へ押し上げようとする風と、
台風自身の風向きが一致するからです。
反対に、台風の左側は、
いくぶん風が弱まるようです。
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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
台風だけではないですね。
今年(いや近年)は異常な気象です。
これ以上大変なことが起きるんでしょうか。
庄兵衛いやな予感がしてるんですけど…… 
それはそうと人を惹きつけるポスターって
やっぱりコピーなんですかね?
「文の里(ふみのさと)商店街」
のポスターを眺めるとそう思います。
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