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2021年3月24日 vol.435 【週刊MARUMERU】 終わってしまったのか…

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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2021年3月24日 vol.435
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※こちらのメルマガは、過去に株式会社丸庄(以下弊社とする)
社員と名刺交換をさせて頂いた方を中心に配信しております。
情報として何かのお役に立てればと思っておりますので、
宜しくお願い致します。
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終わってしまったのか…

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1. 印刷は終わった…?

2. シリーズこれも紙?11 テーブルと椅子

3. 紙が黄ばむのは、なぜ?

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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
tanaka@msmarusho.co.jp
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祇園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらわす…

こちらは、平家の栄華と没落、
武士階級の台頭などを描いた
軍記物語「平家物語」の
有名な冒頭部分です。

さて、3月24日といえば
時は1185年(元暦2年)のこの日、
長州沖の壇ノ浦(現在の山口県下関市)で、
源義経が率いる源氏軍が、
平家軍を破り平家一門が
滅亡した日とされています。

それまで栄華を誇った
平家が滅亡に至った
治承・寿永の乱の
最後の戦いでした。

それでは、今週も「まるメル」vol.435お届けいたします。

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【 1 印刷は終わった…?】

先日、テレビのバラエティ番組に
影響されてスクラッチくじを買ったところ、
まさかの2等50,000円当選!
世の中、こんなこともあるのですね。

さて、スクラッチといえば、
東京都墨田区にある印刷会社が
作った年賀状が話題となりました。

印刷は終わった
これからはネットの時代だ

こんな書き出しで文章の半分を伏せた
ユニークな年賀状、一見自社の事業を
否定するような内容なのですが、
伏せた部分が削れる「スクラッチ印刷」で、
削っていくと、まったく別の
メッセージが浮かび
上がるというしかけです。

このスクラッチ年賀状を作ったのは、
墨田区にある従業員20人の印刷会社サンコー。
取引先などへ約千枚刷って
送ったそうですが、スクラッチが
削られる前に見えている分の内容は、
「データが取れない」
「用事が済んだらゴミになるだけ」
「時間もかかる」などと
悲観的な言葉ばかりです。

最後も「デジタルには勝てない。
残念ながら印刷の時代は終わった」と
新年のあいさつには
似つかわしくはないものでした。

しかし、銀色の部分を削っていくと
内容が一変します。
「ネットの時代だ」の後には、
「本当にそうだろうか」、
「ゴミになるだけ」に対しては、
「時間とともに汚れ破けた教科書は
自分のものだとすぐわかった」、
「印刷の時代は終わった」に続くのは、
「私たちは印刷の力を信じる
情報を伝えるメディアから、
五感で伝わるメディアに。
これからが印刷の時代」と
力強い決意表明がなされます。

イメージ01

丸庄としても、元気をもらえる
メッセージだなと思いました。

例年は、干支をあしらった
年賀状を作っていたというそうですが、
新型コロナウイルスをきっかけに
スクラッチにしたそうです。

紙の印刷物は、人が動く、
人と人が出会う場面で
情報を伝えるメディア。
コロナの感染拡大で
その機会が多く減り、
情報を伝えるだけの紙の役割は
薄れつつあるのでは…。
機能としての価値ではなく、
使う人の感性を刺激するような
紙の価値を考えていきたい…。
そんな思いが、今回のスクラッチ
年賀状に繋がっていきました。

「これから紙の印刷物が残るとしたら、
どんな形があるのだろう。
改めて考えたときに、
五感で伝わるメディアに
変わっていくんだという
決意がより強くなりました」
と語っています。

ツイッターでも紹介したところ
大反響だったそうです。

そのツイッターは、こちら。
https://twitter.com/sanko_sumida/status/1346334823158222848?
ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5
E1346334823158222848%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2
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丸庄でも、削りカスのでない
スクラッチ印刷などに
対応しています。
ご相談等ございましたら、
担当営業までお気軽にお声かけください。

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【 2 シリーズこれも紙?11 テーブルと椅子】

普段からアウトドア系の
イベントに参加することがないと
当然グッズの用意もないと思いますが、
今の時期ならお花見や
夏の花火シーズンなど、
ワンポイントで、
野外で使える椅子やテーブルが
欲しい時ってありますよね。

そんな時に、おすすめの
イスやテーブルを営業部の
メンバーが教えてくれました。
もちろん、ここで
紹介するからには紙製です。
「どこでもイース」は、
段ボール製の折りたたみ椅子で、
普段は軽くたたんでおき、
折り曲げて組み立てることで
強度のあるイスとなります。
組み立ては約30秒でできるそうです。

段ボール製ながら耐荷重が
300キログラムで、体重100キロの
人が座っても大丈夫。
また、段ボールゆえに
断熱効果もあり地面とも
距離を取れるので底冷えや
ジメッとした湿気を避けて
快適な環境を維持できます。

使い終わったら、ゴミ捨て場が
用意されている場所であれば、
そのまま処分して帰ることもできます。

どこでもイースは、資源ゴミとして
リサイクルに出せる段ボールと、
スフ糸という天然繊維だけで
できています。そのため使用後に
役目を終えたどこでもイースは、
簡単に資源ゴミにリサイクル素材として
出すこともできます。エコな材料である
段ボールならではですね。

イメージ02

また、折りたためばA4サイズになる
どこでもイースは、災害時の
備えとしても活用できそうです。

ラインナップには、無地のものから
イラストが印刷されたもの、
さくらの柄が描かれた段ボールの
テーブルと4つの椅子がセットになった、
「お花見4人席」という
セットもあります。

イメージ03

お花見の季節は、気温が不安定。
風が冷たく気温が上がらない日も多く、
夜桜を楽しむとなれば、
冷えも心配です。

しかし、段ボール製のお花見4人席なら、
靴を履いたままお花見ができ、
地面からの冷えを軽減、
また段ボールには、適度な
保温効果があるので、
シートに直に座るよりも
暖かかく過ごせるそうです。

また、こちらのセットは、
テーブルと椅子4つで
重さは1.8キロ。
コンパクトにまとまるので
持ち運びも楽々。

お花見や野外イベント、
アウトドアにもおすすめの
どこでもイース、お花見4人席。

興味のある方は、こちらへどうぞ
http://dokodemo-iisu.com/

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【 3 紙が黄ばむのは、なぜ?】

緊急事態宣言中の休日は家の中の
整理整頓をしていました。

この機会にと、本棚の整理もし
不要なものは、メルカリにでも
出品しようかと考えたのですが、
長年所持していた本は、
背表紙の黄ばみなどが気になりますね。

古い本の魅力は、
デジタル時代においても
色褪せないと言いますが、
色褪せるとしたらそれは紙の白さ。
フリマなどに出品するとなると
紙の黄ばみは気になりますね。

イメージ04

さて、もともと真っ白だったページが、
時の経過とともに黄色く
変色していくのは、
なぜなのでしょうか?

紙は、皆さまご存知のとおり、
木の繊維からできています。
木の繊維は、その大部分がセルロースと、
「リグニン(木質素とも)」と
呼ばれるものでできています。
リグニンは、いわば
セルロース同士を
固めて木を固くする接着剤。
3次元網目構造をつくりあげて
植物の細胞を木化する、
複雑で巨大な生体高分子。
植物が水の世界から
陸へと上がった時、
重力に負けない堅さを
維持するために発達させたのが
リグニンです。

さて、セルロースは、
無色透明で光を反射するので
我々の目には、白色に見えます。
リグニンも然り、そのため
新しい文庫本や、教科書や、
卒業アルバム、メモ用紙や
ありとあらゆる
新品の紙は白く見えます。

ところがリグニンは、
空気に触れると分子の
構造が変化します。
酸素の分子と結合すると、
リグニンのかたちが変わって
「発色団」と呼ばれる
部分ができます。

この発色団が紙の変色の原因です。
発色団は特定の光を吸収するため
我々の目には色と認識されます。
その色は、リグニンの量や
酸化の進行度によって、
黄色だったり茶色だったりします。

この紙の変色は、カットした
リンゴの表面が茶色く変色するのと
同じ酸化によるもの。
リンゴの場合は、空気中の
酸素がリンゴの果実の
細胞内に入り込んで化合し、
茶色く見えるメラニンを作り出します。

では、紙が変色しないためには
どうすればよいのでしょうか?

空気中の酸素に触れなければ、
黄ばんだりしないので、
真空状態で保存すれば、
理論的には真っ白なまま
ということになります。

酸素以外にも、日光と高湿度は
紙にダメージを与えます。

たとえ暗所に保管しておいても
紙は黄ばみます。
完璧に保存したいならば、
日の光があたらないところに置き、
アルゴンなど不活性のガスを
充満させた密閉空間に
入れるといいそうです。
ただし、よっぽどの
文化遺産でもない限り、
このような環境を構築し
保管することはないでしょうが…。

本の黄ばみを抑えるために
製紙業者はリグニンを
脱色してから使います。
ちなみに、段ボールなどに
使われる茶色いタフな紙は、
脱色されていないリグニンが
強度を保つ役割を担っています。

黄色や茶色に変色した古い本も
味わいがあってよいのですが、
メルカリに出品するような場合は、
本の黄ばみはあまり歓迎されませんね。

かといって完璧なコンディションを
保ちながら本を長く保存するのは、
なかなか難しいようです。

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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
お花見なんかのイベント自粛で
大変な時代ですが、
こんな「どこでもイース」なんかを
大手を振って使える日の早く来ることを
願う今日この頃です(笑)

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