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2022年2月16日 vol.481 【週刊MARUMERU】 絶滅危惧種

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┗━━━┛2022年2月16日 vol.481
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絶滅危惧種

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1. 活版印刷の活字の行方

2. GPSアートラン

3. 「うちの子AI」搭載の卒園アルバムサービス

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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
tanaka@msmarusho.co.jp
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今月2日、1995年の
「ためしてガッテン」
初回放送から27年、
NHK番組の「ガッテン」が
放送終了を迎えました。

少しでも便利になるように、
少しでも安心して過ごせるようにと、
科学にも裏付けされた
「生活の知恵」や「健康情報」を
お茶の間に届けてきた同番組。

2005年に、寒天を取り上げた時は、
寒天が大ブームとなりましたが、
そのブームを記念して、
長野県茅野商工会議所と
長野県寒天加工業協同組合が、
本日、2月16日を「寒天の日」に
制定したそうです。

それでは、今週も「まるメル」で、一息いかがでしょうか?

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【 1 活版印刷の活字の行方】

先日、大阪府の印刷会社が投稿した
あるツイートが話題となりました。

二度の震災により崩落してしまった、
大量の活版印刷の活字。
なんとか無事ではあったものの、
業務では使用できない状態となった
活字を意外な形で生かしていると
伝える内容でした。

そこには「たとえ業務に使えなくても、
人々に文字の魅力を届けたい。」との
思いがあったそうです。

「阪神淡路大震災の日、
会社に行ったら
活字が崩落していました」
先月、18日、こうツイートしたのは、
大阪市の印刷会社山添の
野村いずみ代表取締役。

1995年1月17日の大震災で、
活字が地面に落ち、
印刷に使えなくなったこと。
震災を機に、活字を組み替えて行う、
活版印刷をやめた同業者がたくさんいたこと。
2018年6月18日の大阪北部地震により、
再び自社の活字が被害にあったこと。

イメージ01
Photo:THE LETTER PRESS ONLINE STORE

そんな過去の惨状について、
2枚の写真とともに伝えています。
写真に写っているのは、
おびただしい数の活字が床に
散乱している光景と、均等に並んだ
複数の白い小袋が整理棚から
顔をのぞかせている様子。

「落ちなかった活字は
『おみく字』となって
文字を届けてくれています」の
説明の通り、金文字で
「おみく字」と書かれた小袋には、
地震でも落下しなかった
活字が入っていました。

印刷業界では、1990年代以降、
活版印刷は、より簡単に大量の
紙を刷れるオフセット印刷に
置き換わっていきました。
しかし、山添の先代社長、
野村さんの父、常夫さんは
活版印刷にこだわり続けたそうです。
そんな頃に大震災が起きました。
活字には色々なサイズがあり、
フォントも異なります。
揺れで地面に落下した際、
字が欠けてしまったものも
少なくなく、1文字でも
使えないと印刷に支障をきたすため
実用を諦めざるを得なくなったそうです。
それでも毎日4時間ほど残業し、
一年近くかけて活字を並べ直した野村さん。
父から社長業を引き継ぎ、
経営に奔走していた2018年、
大阪北部地震に見舞われ、
全体の三分の二ほどに相当する
役25万本の活字が再び落下し
途方に暮れました。
この頃、業務で活字を使うことは
ほぼなく、発注をしていた
活字鋳造所も廃業していて、
まさに途方に暮れたそうです。
手元に残った活字の中には、
かろうじて棚に収まった
ままのものもありました。

大阪北部地震の発生直後、
野村さんは床に散乱した活字の
写真を、facebookに掲載。
それを見た知人の一人が、
活字を棚に戻そうと駆けつけてくれました。
数日手伝ってくれたものの、
作業が終わるめどが全く立たないなか、
知人の口から意外な一言が
飛び出しました。

「棚から落ちなかったということで、
お守りになるんと違う?」

活版印刷の魅力について知ってもらう
機会をつくりたいと思っていた
野村さんは、知人の言葉が
忘れられませんでした。
棚から落ちなかった活字を
お守りとして文字を届けることが
できるのではないかとひらめきました。

装丁をデザインして和紙に刷り、
神社のお札や慶事用に使われる
「たとう折」で袋を手作りし
活字を一本ずつ封入。2019年、
イベントや店頭でひとつ
550円で売り出すと、予想以上に
大好評となったそうです。
その後もおみくじ本来の趣旨にならい
対面販売にこだわり補充しては
少しずつ販売を続けてきました。

イメージ02

日本語の活字が使えなくなった現在も、
山添では活版印刷を継続しています。
「凸版」と呼ばれる印刷版をもちいる方式。
時代遅れとされた、紙に刻まれた
文字のへこみや風合い、
刷り手ごとに異なる
仕上がりが人気です。

活版印刷を使って、イベント向け
フライヤーなどの制作依頼が
次々と舞い込み、2010年には、
活版印刷の名刺がオンラインで
注文できるサイトを
新たに立ち上げました。
名刺は現在、同社の
主力商品でもあるそうです。

おみく字のツイートが話題となり、
反響の大きさを受け山添の
オンラインストアでもおみく字の
取り扱いを始めたところ、
販売開始から30分足らずで、
準備した70個は完売となったそうです。

絶滅危惧種と思われた活版印刷が、
唯一無二の価値を生む。
そんな現象に技術継承の鍵があると
野村さんは話しています。
実際に体験し、魅力を
知ってもらってこそ、
必要性が周知されるから。
おみく字は、ひとつの
きっかけだとか・・・。

こうして、活版印刷の
技術が継承され、継続していることに
嬉しさを感じます。
活版印刷のあの独特の風合い、
いいんですよね?。

おみく字は、山添の実店舗
「THE LETTER PRESS」で
購入できるようです。
今後、在庫が復活し次第、
オンラインストアでも再販予定だとか。
実店舗での購入は、
場所的に大変なので、
オンラインストアで再販されたら、
おみく字で、運と「活字」との
ご縁を楽しんでみたいです。

有限会社山添のオンラインストア
THE LETTER PRESS ONLINE STOREは、こちら
https://www.kappanmeishi.com/goods/

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【 2 GPSアートラン】

コロナ禍において、
さまざまなイベントが中止となり、
在宅ワークなどが広がるなか、
「運動不足の解消」
「モチベーションを維持するため、
ひとりでも楽しめる
新しいことに挑戦したい」と
ソーシャルディスタンスを
意識しながらランニングやウォーキング、
サイクリングなどを
楽しむ人が増えました。

そんななかスマートフォンに
搭載されているGPS機能を使って、
走った奇跡で画面の地図上に
絵や文字を描く「GPSアート」
なるものに挑戦する人が
増えているのだとか。

まるでナスカの地上絵のように、
身近な動物や人の似顔絵、
アニメや映画のキャラクター、
東京の都心に北海道の形を
描くなどユニークな作品が
インターネットに並びます。
試しに、Googleの画像検索で、
GPSアートと入力すると、
たくさんの作品が並びます。
新型コロナウイルスの
感染拡大によりマラソン大会などの
イベント中止が相次ぐなか、
ランナーたちをひきつける
GPSアートとは、
どんなものなのでしょうか?

「GPSアート」は、
ランニングだけでなく、
ウォーキングや自転車などで
移動しても描くことができます。
車や飛行機を使った大規模な
作品のほか、ビーチや公園などの
広い場所を自由に動いて描いた
作品もあるそうです。
しかし、世界中の多くの
愛好者が楽しんでいるのは、
既存の道をランニングしたり、
ロードバイクで走ったりして
つくるGPSアート。
「GPSラン」「お絵かきラン」
「ランニングアート」などとも
呼ばれていて、大人数で
ひとつずつ文字を描き、
つなげてひとつのメッセージに
するなどの楽しみ方もあるようです。

アートとスポーツが融合した
新しいアクティビティが、
市民ランナーの間で広まった
背景には、GPS技術の精度の高まりや
GPS搭載のスマートフォンの普及とともに、
移動した軌跡をリアルタイムで
地図上に色づけして描いてくれる
ランニングアプリが多数登場した
こともあるようです。
スマートフォンさえあれば誰にでも
簡単に楽しめるうえ、完成した作品は、
スクリーンショットで撮影し、
そのままSNSにアップして
共有することができます。
SNSとの相性のよさも、
GPSアートの広がりの
ひとつ要因のようです。

ちなみに、日本には
「世界でただ一人」の
プロGPSランナーの方がいます。
志水直樹さん、これまでに日本を
含む10カ国で約800のGPSアート
作品を発表してきました。
2019年4月に小学校共有から転身して
プロになった志水さんがGPSアートに
はまったきっかけは、SNSでの
思わぬ反響だったそうです。
2016年、西宮神社の周囲の道が
「西」に見えたことから、
2月のバレンタインデーに
「西宮LOVE」と読めるルートを走り
SNSに投稿したところ、「面白い」
「どうやるの?」といったコメントが
これまでにないほど寄せられました。
その反響に大きな可能性を感じ、
以後、災害の支援活動やGPSアートランの
魅力を伝える活動を続けているそうです。
そんな志水さんが話すGPSアートランの
魅力は「競わない」ことだそうです。
「競わないランニング文化を広めたい」
という思いから、ランニングや
ウォーキングで一緒にGPSアートを
描くイベント開催しているのだとか。
活動は海外にも広がり、
2018年の台湾地震後には、
台湾を巡って応援メッセージを
届けたり、ランニングアプリの
アンバサダーとしてヨーロッパで
作品を作ったりもしているそうです。

これなら、
スマホさえあればできそうなので、
アプリをダウンロードして、
私も挑戦してみようかなと思います。
ただし、走るのはあまり
得意ではないので、やはり自転車か、
ウォーキングで、と思います。
みなさんも、GPSアート、
いかがでしょうか?

興味のある方は、Googleの画像検索で、
「GPSアート」と入力してみてください。

GPS RUNNER 志水直樹さんのHPは、こちら
http://gps-run.com/

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【 3 「うちの子AI」搭載の卒園アルバムサービス】

先月より「デザイン×アイデア×ITで
すべての人を次の世界へ」を
ミッションとする株式会社ルクレが、
企画・開発・運営するスクール写真システム
「みんなの写真屋さん」から
「みんなのアルバム屋さん」の
サービスを開始しました。
「みんなのアルバム屋さん」は、
顔認識「うちの子AI」技術を搭載し
「みんなの写真屋さん」に掲載された
写真から保護者が卒園アルバムを
作成できるサービス。

これまで保育園や幼稚園の
卒園アルバムは専門業者に依頼すると
コストが高くなってしまうことから
先生や保護者が作成してきたそうです。
近年、ネットで1冊からでも手軽に
卒園アルバムが作成できるサービスも
登場してきましたが、まだまだ
ネットの写真サービスを
使いこなすには習得時間が
かかるのも実情だったそうです。
そこで「みんなの写真屋さん」は
すでに掲載された写真を使うことで
初めてアルバムを作成する
保護者でも簡単に使うことができる
「みんなのアルバム屋さん」を開発。
「みんなのアルバム屋さん」を
導入することで写真店は、
手間をかけることなく保育園や
幼稚園、保護者の方へ卒園アルバム
サービスを提供することが
可能になるようです。

イメージ03

みんなのアルバム屋さんの特長
その1
保護者の方は「みんなの写真屋さん」に
掲載された写真をクリックするだけで
アルバム編集が可能。複数人での
共同編集が可能なのでアルバム担当者の
負担も軽減。保護者の方が撮影した
写真をアップロードすることも可能です。

イメージ04

その2
顔認識「うちの子AI」を搭載。
「うちの子AI」はルクレが独自に
開発したスクール写真に
特化したAIシステム。
子どもたちの顔で写真を仕分け、
ページごとに登場回数を自動で
カウントすることが可能。
子どもごとの写真を探す手間を省き、
登場回数の偏りによるトラブルを防ぎます。

イメージ05

その3
追加料金なしで1冊ずつ違う
個人ページの作成ができる
「バリアブル印刷(※)」を採用。
保護者の方は、うちの子専用の
ページをスマホで編集することもでき、
とっておきのポートレートや
家族写真を掲載することができます。

イメージ06

アルバムに自分があまり
写っていなかったとか、
誰々がたくさん写っていたとか
「あるある」ですね。
こちらのサービスなら、
そんな思いも解消できそうです。

バリアブル印刷をいかして、
個人ページのあるアルバムが
作成できるなんて、
時代は変わりました。

※バリアブル印刷
データベースなどから情報を抽出し、
1枚ずつ内容の違う可変印刷を行うこと。

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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
「GPSアート」面白いですね!
ナスカの地上絵なんか簡単じゃないですか。
いやもしかしたら、その当時、
スマートフォンみたいなものを使って
宇宙人が作ったんでしょうかね(笑)

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