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┃＼＿／┃株式会社丸庄メールマガジン「まるメル」
┗━━━┛2022年3月2日　vol.483
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※こちらのメルマガは、過去に株式会社丸庄（以下弊社とする）
社員と名刺交換をさせて頂いた方を中心に配信しております。
情報として何かのお役に立てればと思っておりますので、
宜しくお願い致します。
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塗るだけで温度が下がる！？

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1.　世界一白い塗料

2.　ワンセグ

3.　エコーはがき

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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
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先月行われた、
北京2022オリンピック、
スノーボードハーフパイプ、
平野歩夢選手の金メダル獲得、
衝撃的でしたね。

いつも思うのですが、
空中で、縦や横に連続で回転し、
さらにひねりを入れ、
その後、きちんと着地をする、
体操の選手などもそうですが、
あの方たちの体の感覚は
いったいどうなっているのでしょうか？

どこが上で、どこが下なのか
わからなくなったりしないのでしょうか。
見ているこちらが混乱してしまいます。

今は、VRの技術などが
目覚ましい進化を遂げていますが、
いつか競技の経験がないような人が、
ああいう感覚を体験できたり
するようになるのでしょうか？

それでは、今週も「まるメル」をお届けいたします。

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【 1　世界一白い塗料】

印刷を生業とするだけに
インキや絵具など、
塗料のことは気になります。

先日、制作部のメンバーが
教えてくれたのは、
世界一白いという塗料のこと。

昨年、アメリカの
研究チームにより開発された
太陽光を98.1％反射する
特性を持つ白い塗料が、
世界で「最も白い塗料」として
ギネス世界記録に認定されました。

塗料は、米中西部・インディアナ州の
パデュー大学で機械工学を研究する
シューリン・ルアン教授らのチームが開発。
大学院生たちとの共同研究で
実現に結びつけました。

この塗料は、単に白さが美しいだけでなく、
太陽熱の大部分を反射することから
環境対策として実用性が期待されています。
ルアン教授は、「我々が7年ほど前に
このプロジェクトに着手した際、
省エネルギーと気候変動への対応を
意識していました」と振り返ります。

開発された塗料は非常に白いため
塗装した面を冷やす効果を持ちます。
従来の市販塗料であれば、熱の
遮断効果をうたうものでも
80〜90％の反射率にとどまり、
周囲より温度を低く保つ効果は
発揮しづらいものでした。
しかし、今回開発された塗料は、
98.1％の太陽光を遮断し、さらに
塗装面から赤外線を放出します。
実験によると塗装面の温度は、
夜間の屋外で周囲よりも約10.6℃、
昼間の野外で約4.4℃低くなります。

塗料を1,000平方フィート
（9.7メートル四方）の屋根に
塗布した場合、約10キロワット相当の
冷却効果が得られます。研究チームは、
「これは多くの家庭で使われている
セントラル空調方式のエアコンよりも
強力です」と説明しています。
非常に白いため、ゆくゆくは
エアコンの必要性を低減、
あるいは排除することさえ
できる可能性のある塗料と
報じたメディアもありました。

塗装により温度を下げるという
アイデアは、1970年代から
研究が行われていました。
ルアン教授らのチームは、
この研究成果をベースに、
100以上の材料を比較検討して
10種類に絞り込み、さらに
種類ごとに配合を50パターンほど
テストしました。

これまで炭酸カルシウムを
主成分とする塗料に取り組んできましたが、
新たな研究では写真専用紙や
化粧品などに使われる硫酸バリウムを
大量に配合することで高い反射率を実現。
さらに硫酸バリウムの粒子の
大きさに幅を持たせ、
より広範囲の波長の光を
反射できるよう改良しました。

近年、温暖化対策への
関心が高まっていますが、
電力なしに冷却効果を発揮する
本塗料への注目は必至。
ルアン教授はすでに、
量産化と販売をサポートする
企業と提携を進めているそうです。
数年後には、塗料製品あるいは、
塗装済み屋根材などの形で、
ホームセンターなどで目に
することになるかもしれません。

さて、白い塗料の話をもうひとつ。

以前、世界でもっとも
黒い絵の具「BLACK3.0」を生み出した、
美術家のスチュアート・センプル氏が、
今度は世界でもっとも白い絵の具
「WHITE2.0」を生み出しました。

ベースは、アクリル絵の具ですが、
市場でもっとも売れている
ものより50％白く、全可視光線を
等しく反射するそうです。

世の中には同様に真っ白な
塗料がありますが、
はじめに紹介したもののように
工業用に大学で作られる
レベルのものだったりします。
しかし、「WHITE2.0」なら150mlで
4,000円ほどと手に届く価格。
開発には、1,000人以上の
アーティストたちの助力を得て、
何年もかけて、やっとのこと
完成したにも関わらず…。

Photo: Culture Hustle

使い方は、ブラシでもスプレーでもOK。
石膏、木材、金属、ガラスにも使え、
たった1回の塗布でフラットに
美しく塗れるため、汎用性の
高い絵の具となっています。
アクリル絵具は、一度乾くと
落ちにくく強いため、
野外で使うものに
塗っても良いそうです。

先ほどの塗料の話ではありませんが、
家の外壁や外装に塗ったら、
太陽光を反射して、家の中が
涼しくなるかもしれません…。

WHITE2.0の販売ページ
https://culturehustle.com/products/white-20

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【 2　ワンセグ】

「テレビ離れ」が進んでいる
というようなことを、
ここ何年、よく耳にしますが、
皆さんは、テレビ見ていますか？

私は、ドラマにスポーツ、
ドキュメンタリーにバラエティと
テレビをよく見る方だと思います。

最近は、リビングの
据え置きテレビだけでなく、
ネットを活用してPCで見たり、
お風呂テレビで、入浴しながら
視聴するなど、テレビ番組を
見る方法はいろいろとあります。

思い出すと、以前は、
いわゆるガラケーに搭載された
ワンセグテレビで番組を
見たりもしていました。

さて、そんな「ワンセグ」ですが、
スマホから「ワンセグ」が
消えつつあるそうです。
ワンセグは、国内メーカーの
スマートフォンを中心に
搭載機種が多くありましたが、
2021年に発売されたスマホで
ワンセグを搭載した機種は
ゼロだったそうです。
なぜ、ワンセグがスマホから
消えたのでしょう。

そもそもワンセグとは、
地上波テレビ放送のデジタル化に
ともなって2006年にスタートした
携帯電話・カーナビ向けの
放送サービスで、正式名称は
「携帯電話・移動体端末向けの
1セグメント部分受信サービス」。
地上デジタル放送の周波数の13分の1が
ワンセグに割り当てられており、
320×240ピクセル（QVGA）という
低解像度で、携帯電話の小型アンテナでも
安定して受信できるようにした
放送サービスです。

スマートフォンでは、テレビ放送と
同じ解像度の「フルセグ」が
受信できる機種も登場し、
多くのメーカーがフルセグ対応機種を
投入した時期もありましたが、
ワンセグ・フルセグ対応モデルは
年々減少し、ワンセグ対応も
シニア層向けにスマートフォン
1機種のみとなりました。

ワンセグ・フルセグに対応する
スマートフォンが減少した要因は、
「通信の性能向上」「動画配信の普及」
「テレビ離れ」という3つの
理由が考えられるそうです。

●通信の性能向上
通信性能の向上が、ワンセグの
データ通信を使わないという
強みを無力化しました。
ワンセグのビットレートは
312kbpsですが、現在は
これよりはるかに高画質な
動画を配信で視聴できる
環境が整っています。

●テレビもインターネット配信に…
スマホの普及と通信インフラの
高速化により、ここ10年で
動画配信サービスが急速に普及しました。
今ではテレビ自体も動画配信へと
移行しつつあります。民法各社は、
動画配信ポータル「TVer」を立ち上げ、
ドラマやバラエティ番組など
多くの番組を無料で配信しています。
さらに独自の有料配信サービスの
展開にも乗り出しています。

●テレビ離れも影響…？
テレビ局が動画配信へと
注力するのは、スマホの普及とともに
「テレビ離れ」が進みつつある現状に
対応するためでもあるとされています。
NHK放送文化研究所は、報告書で
若年層がテレビ視聴をしなくなるなか、
インターネットを利用した動画配信の
利用が多く見られることを報告しています。
一方で、この調査では70歳以上の
テレビ利用が１日5時間超、
60代においては3時間超と、
シニア層においては最も
多く触れるメディアであることも
明らかにしています。

1機種だけとなった
ワンセグ機能を搭載したスマホ
「らくらくスマートフォンF-52B」が
ワンセグを搭載し続ける理由は
「らくらくシリーズのターゲット層には、
アプリを利用しての視聴は、ハードルが
高いと思われるため」というものだそうです。

テレビに慣れ親しんだ世代にとっては、
ワンセグが重要な機能であるとともに、
災害時の情報入手の手段としても
重宝されるという背景があるそうです。

ワンセグ搭載スマホが完全に
なくなることは当面なさそうですが、
今後もごく限られた機種だけに
搭載されることになりそうです。

最後に、2019年にワンセグ携帯でも
NHKの受信料の支払い義務があることが
最高裁で決定しました。
こちらも、メーカーが、ワンセグを
搭載を見送る要因のひとつと
いえるのかもしれません。

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【 3　エコーはがき】

皆さま「エコーはがき」って、
ご存知でしょうか？
懸賞好きの人などにとっては、
説明不要と思われますが…。

Image: 日本郵便株式会社HP

上記のように、通常はがきの
下部スペースの一部をスポンサーの
提供する広告にあて、その広告料により、
通常はがきより一枚あたり5円安い
低価格で販売されるはがきです。
また「エコーはがき」に地球環境保全の
ための寄付金（3円）が付加される
「グリーンエコーはがき」というものが
販売されることもあるそうです。

名称の「エコー」には、
広告の内容が「やまびこ（エコー）」の
ように利用者（送り手、受け手）
双方に伝わるという意味合いや、
売価が5円安いことから
「エコノミー（経済性に優れた）」という
意味合いも込められているそうです。

そんなエコーはがきの発行は、
スポンサーが決まってからとなります。
また、地域や数量が限定されることや、
売価が5円安いことから一部に
大量購入するヘビーユーザー※、
さらにコレクターも存在することなどから、
発売日当日に品切れになることが多く、
通常の普通はがきのように
郵便局でいつでも購入できるとは
限らないという面もあるようです。

利用（広告掲載）の条件は、
次のようになっています。
対象となるはがきは、通常はがき、
並びにお年玉付郵便はがきなどの
くじ付きはがき。発行枚数は、
全国版の場合は700万枚以上、
準全国版（複数の都道府県や地域にわたって発行）
は300万枚以上、地方版（都道府県単位）は
5万枚以上からの受付。ただし、
くじ付きの場合は、全国版2,000万枚以上、
準全国版700万枚、地方版100万枚以上。

1981年7月7日に、全国版2種が
発売されたのが第一号。当初は
「エコーはがき」という名称はなく、
「広告つき葉書」として発売されました。
初期の頃は、大手有名企業による
全国版も多く発売されましたが、
バブル崩壊以後は、ほとんどが
広告主の所在する周辺地域で
発売される地方版の発売となり、
入手難に拍車をかけているそうです。

いままで、幾度となく目にしてきて
広告のついたはがきですが、
エコーはがきというもので、
こんな仕組みだったのですね。
入手困難なものだとは
知りませんでした。

エコーはがき（法人様向け）の紹介ページは、こちら
https://www.post.japanpost.jp/service/standard/two/type/echo.html

※ヘビーユーザー
主に懸賞などの応募用や雑誌の
投稿欄・視聴者・リスナー参加型番組への
投稿用が考えられます。1980年代後半が
郵政省が実施した利用目的について
たずねた一般アンケートでは
「クイズやリクエストの応募に使う」
という回答が63.1％を占めたそうです。

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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
「ワンセグ」の衰退と聞いて、
いまさらながらテレビ離れも感じられますよね。
庄兵衛もニュース、天気予報はよく見ますけれど、
テレビは点けてはいても、観ている事が少なくなりました。
時代ですか、歳ですか(笑)

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