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2023年6月21日 vol.551 【週刊MARUMERU】 宝石のようにキラキラと

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┗━━━┛2023年6月21日 vol.551
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宝石のようにキラキラと

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1. 再新・印刷の豆知識_NO.008 特殊紙 その2

2. 紙パッケージと間伐材をアップサイクル

3. 二十四節気

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週刊メールマガジン「まるメル」では、
皆さまからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
tanaka@msmarusho.co.jp
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2023年は、本日6月21日が
「夏至」となります。
夏至は、季節の変わり目を表す
二十四節気のひとつで、
定気法(※)にて太陽黄経が
90度のときと定義されています。

 

北半球の場合は、夏至の日が
一年の中で昼が最も長くなり、
夜が最も短くなる日でもあります。
ただし、主に日本の場合は、
梅雨の時期でもあるため
夏至の日でも実際の日照時間は、
冬よりも短くなることも多いようです。

 

ちなみに、西洋占星術では、
夏至の日が巨蟹宮(≒蟹座)の
はじまりの日とされています。

 

※定気方
本文で、ご紹介します。
それでは今週も、週に一度のホッと一息「まるメル」をお楽しみください。

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【 1  再新・印刷の豆知識_NO.008 特殊紙 その2】

 

前回、数ある特殊紙のなかから
いくつかピックアップしてご紹介しました。
今回は、続いていくつかの特殊紙をご紹介すると同時に、
特殊紙のメリット、デメリット、
おすすめの用途などについてご紹介します。

 

006)ミランダ紙
宝石のようにキラキラと輝く
ラメを散りばめたファインペーパー。
光の当たり方や見る角度によって
上品に輝く高級感が特徴で、
ブライダルや化粧品の包装などに
使用されている特殊紙です。

 

絵柄や色が濃くなると、
その部分はラメが薄くなるため、
できる限り印刷面を少なくしたり、
淡い色を配色したりして、紙の素材を
生かしたデザインに仕上げます。

 

007)ヴァンヌーボ紙
さりげない凹凸感のある
手触りと、自然な風合いが
特徴の高級印刷用紙。
高い印刷適性を併せ持ち、
インキが載るとニュアンスのある
光沢感を作り出し、表情豊かな
仕上がりになります。
また、用紙の中に空気を多く含むかさ高紙のため、
軽いのに厚みのある書籍を作ることが可能。

 

名刺から写真集や画集、レターヘッドや
封筒などのステーショナリー、
製品カタログなど、高級感を求められる
印刷物に適した用紙です。

 

008)シープスキン紙
名前のとおり、羊の皮をなめして
作った羊皮紙の風合いを再現した印刷用紙。
薄いまだら模様が入った雰囲気のある半透明の用紙で、
洋風の古き良き高級感を感じさせます。

 

半透明という特徴を生かして、
本の遊び紙(冊子の巻頭や巻末に
はさむ印刷のない紙)として使用すると、
ぼんやりと下の絵柄が見えて
より印象的な仕上がりとなります。

 

009)グラシン紙
独特のシャリシャリした感触と
透け感が印象的なグラシン紙。
紙の原料であるパルプを機械で
すりつぶした後に、
プレス機で薄くプレスして作ります。

 

書籍の日焼防止カバーや
空気で膨らむ紙風船、ケーキの型紙、
包装紙などにグラシン紙が使われています。
表面がツルツルしているため、
筆記用には向いていませんが、
油性ペンや水性インクを使えば
文字を書くことも可能です。

 

さて、ご紹介したような
特殊紙を使用するメリットは、
オリジナリティのある印刷物が
簡単に作れるという点です。

 

さまざまな製紙会社(製紙メーカー)が
独自の特殊紙を製造していて、
幅広い選択肢のなかから
用途や雰囲気に合った特殊紙を
選ぶことができます。

 

例えば名刺ひとつとっても
どんな特殊紙を使うかによって、
受け取る人の印象は大きく変わります。

 

ビジネスシーンでは、ブランディング
のためまた競合他社との差別を
図るため特殊紙を使うこともあります。

 

反対に特殊紙を使用するデメリットは、
用紙が高価であることです。
用紙そのものの価格に加えて、
特殊紙を加工するには特別な印刷機が
必要となるため、コート紙、マット紙、
上質紙と比べると価格が数倍~10倍以上に
なることもあります。大量生産する場合は、
印刷会社に使用目的や思い描くイメージを
相談したうえで、用紙を選ぶ必要があります。

 

コロナの時期には、非対面での
打ち合わせやリモートワークが増え、
これまで以上に「メッセージを伝えること」
「メッセージの伝え方」が重要となりました。
パンフレットや商品カタログに特殊紙を
用いることで、商品やサービスに込めた
想いも伝わりやすくなり、ポストカードや
メッセージカードに特殊紙を使うことで、
より手に取ってもらえる機会も増えるでしょう。

 

名刺から、パンフレット、
カタログ、ポストカード、書籍など、
特殊紙使用のご相談は担当営業まで、
お気軽にお声かけください。

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【 2 紙パッケージと間伐材をアップサイクル】

 

昨年、ネスレ日本株式会社は、
神戸市と連携し、東京圏において
神戸を応援したい想いを持つ方々から
集めた「ネスカフェエコ&システムパック」や
「キットカット」をはじめとした
ネスレ日本製品の紙パッケージや牛乳の紙パックと、
六甲山の手入れから発生した間伐材を有効活用し、
子供服にアップサイクルして神戸市内の
児童養護施設で暮らす子どもたちへ
届ける取り組みを2022年10月24日より
開始すると発表しました。

 

この取り組み実施の背景として
ネスレ日本は、2022年2月に、
紙の詰め替え容器である
「ネスカフェ エコ&システムパック」を
回収し、繊維に変え、紙糸を使用した
製品にアップサイクルする取り組みを
開始しています。神戸市に本拠を置く
ネスレ日本は、地域課題の解決に向けて
以前から多方面にわたり神戸市との
連携を進めていて、新たな取り組みとして、
東京圏において神戸市を応援したい
想いを持つ方々から回収したネスレ製品
パッケージ等をアップサイクルし、
神戸市内の児童養護施設の子どもたちへ
届けるプロジェクトを神戸市と連携して
実施することになりました。

 

実施の概要としては、コワーキングスペース
WeWorkなど東京圏の合計23か所に
回収ボックスを設置し、「ネスカフェ エコ&
システムパック」や「キットカット」を
はじめとしたネスレ日本製品や牛乳の
紙パックなど紙パッケージの回収を実施。

 

東京圏にいながらにして神戸を応援したい方なら
どなたでも、日常生活において発生するもので
気軽に参加、応援することができる仕組みです。
回収した紙パッケージと六甲山の手入れから
発生した間伐材を有効活用して紙糸を作り、
子ども服を製作。最終的には、
神戸市内にある13の児童養護施設で
暮らす子どもたちへアップサイクル
子ども服を届けることに。

 

2023年3月24日、神戸市役所にて
贈呈式が行われ、子ども用Tシャツ
約400着が贈られました。Tシャツには、
ネスレ日本株式会社のデザイナーが
神戸や六甲山をモチーフにした3種類の
デザインがプリントされています。
Tシャツ1枚に必要な紙製パッケージと
六甲山間伐材は約60gだそうです。

 

イメージ01
デザインの一例      Image:THE MAGIC HOUR HP

 

全国初のアップサイクル子ども服は、
ネスレ日本と日清紡グループが、
両社の強みと知見をいかして実現した
紙製パッケージを紙糸に生まれ変わらせる
業界初の技術により、回収した紙製パッケージと六甲山間伐材を
子ども服へとアップサイクルさせたもの。

 

六甲山の間伐材は、六甲山の手入れから
発生する間伐材の活用を考え、
利用していく仕組みづくりをすることで、
神戸の森と暮らしを守ることにつなげる
「Kobeもりの木プロジェクト」を
推進する神戸市公園緑化協会と
シェアウッズ社から提供されたものです。

 

近年、アパレル業界において、化学繊維に
含まれるマイクロプラスチックによる
海洋汚染や、天然繊維の栽培過程における
多量の水資源と化学薬品の使用が
指摘されていますが、アップサイクルにより、
このような環境負荷の軽減にも寄与していくそうです。

 

世界186ヶ国で事業を展開する
世界最大の食品飲料企業・ネスレは、
2025年までに、包装材料を100%
リサイクル可能あるいは
リユース可能にすること、
バージンプラスチックの使用量を
3分の1削減することを
コミットメントとして掲げています。
日本においても「ネスカフェ」や
「キットカット」をはじめとした
製品パッケージの改善に取り組んでいて
「ネスカフェ エコ&システムパック」
では、2008年の発売以降、継続的に
パッケージ素材の改善に取り組んでいるほか、
2020年秋より「キットカット」の
ほぼ全ての大袋タイプ製品の
外袋をプラスチックから紙に変更しています。

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【 3 二十四節気】

 

二十四節気(にじゅうしせっき)は、
立春、春分、夏至など、1年を
春夏秋冬の4つの季節に分け、
さらにそれぞれを6つに分けたもので、
「節(せつ)または節気(せっき)」と
「気中(きちゅう)または中気(ちゅうき)」
が交互にあります。太陰太陽暦(旧暦)の
閏月を設ける基準となっていて、
中期のない月を閏月としていました。
二十四節気は、その年によって
1日程度前後することがあります。

 

もともとは、中国の戦国時代の頃に
発明され、四季・気候などの視点で
地球上の一年を仕分ける方法です。
太陽暦の季節からのずれとは無関係に、
季節を春夏秋冬の4等区分する
暦のようなものとして考案された
区分手法のひとつで、一年を
12の節気と12の「中気」に分類し、
それらに季節を表す名前がつけられています。

 

1太陽年を日数(平気法)あるいは、
太陽の黄道上(※)の視位置(定気法(※))に
よって24等分し、その分割点を含む日に
季節を表す名称を付しています。

 

イメージ02

 

二十四節気は次の通り

 


・立春(りっしゅん)          1月節  2月4日頃
・雨水(うすい)       1月中     2月19日頃
・啓蟄(けいちつ)             2月節     3月5日頃
・春分(しゅんぶん)          2月中     3月21日頃
・清明(せいめい)             3月節     4月5日頃
・穀雨(こくう)       3月中     4月20日頃

 

夏          
・立夏(りっか)      4月節      5月5日頃
・小満(しょうまん)          4月中      5月21日頃
・芒種(ぼうしゅ)             5月節      6月6日頃
・夏至(げし)           5月中      6月21日頃
・小暑(しょうしょ)          6月節      7月7日頃
・大暑(たいしょ)             6月中      7月23日頃

 

秋          
・立秋(りっしゅう)          7月節      8月8日頃
・処暑(しょしょ)             7月中      8月23日頃
・白露(はくろ)       8月節      9月8日頃
・秋分(しゅうぶん)          8月中      9月23日頃
・寒露(かんろ)       9月節      10月8日頃
・霜降(そうこう)             9月中      10月24日頃

 

冬          
・立冬(りっとう)             10月節    11月7日頃
・小雪(しょうせつ)          10月中    11月22日頃
・大雪(たいせつ)             11月節    12月7日頃
・冬至(とうじ)       11月中    12月21日頃
・小寒(しょうかん)          12月節    1月5日頃
・大寒(だいかん)             12月中    1月21日頃

 

また、二十四節気と同様に
季節の移り変わりの目安となるものに
雑説(ざっせつ)と呼ばれるものがあり、
今でも行事などが行われています。

 

雑説
・社日(しゃにち)
春分、秋分に最も近い戊の日。
春には豊年、秋には成熟を祝う行事を行う。

 

・節分(せつぶん)
立春の前日のことで、邪気を払う行事がなされる。
元は四季にあったが、後に春だけについていわれるようになった。

 

・彼岸(ひがん)
春分と秋分の前後3日ずつの計7日のこと。

 

・土用(どよう)
立春、立夏、立秋、立冬の前18日間。

 

・八十八夜(はちじゅうはちや)
立春から数えて88日目をいい、種まきの目安の日。

 

・入梅(にゅうばい)
二十四節気のうち、芒種の後の壬(みずのえ)の日。
梅雨はそれから31日間とされる。

 

・半夏生(はんげしょう)
天より毒気を下す日という。夏至より10日後とされる。
・二百十日(にひゃくとおか)
立春から数えて210日目の日。必ず暴風雨があるとされる。

 

2023年は、本日6月21日が夏至で、
北半球では、1年のうちで最も
昼の時間が長い日となります。
反対に南半球では、最も昼の時間が短くなります。

 

※黄道
天球上における太陽の平均的な通り道。
あるいは、地球が太陽の周りを
公転する時の平均の軌道面と
天球の交線といってもよい。

 

※定気法
天球上の太陽の通り道である黄道を
黄径(黄道座標の経度)で15°ずつに
分割して、太陽の中心が定められた
横径を通過する瞬間を含む日を
節入り日とするというのが
定気法の二十四節気。

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【丸屋庄兵衛のひとりごと】
もう夏至ですね、
庄兵衛は朝早く目が覚めてしまうので、
日の出の時刻がとても気になります。
本当に冬至と夏至って明るくなる時刻が違うんですよね。
歳とってあんまり早く目が覚めるってつらいです(笑)

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