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2013年12月04日 vol.055

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┃\_/┃株式会社丸庄メールマガジン「週刊MARUSHO」
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※こちらのメルマガは、過去に株式会社丸庄(以下弊社とする)
社員と名刺交換をさせて頂いた方を中心に配信しております。
情報として何かのお役に立てればと思っておりますので、
宜しくお願い致します。
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世界に先駆けてカラー印刷を楽しんでいた国とは

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1 今ではあたりまえのカラー印刷。その先駆けが日本にありました

2 まさにサバイバルな食べられるガイドブック!インクと紙に秘密あり

3 こちら丸庄製品案内所 使ってもらえる「ノベルティ」書ける×ノート
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週刊MARUSHOでは、皆さんからの疑問、紹介してほしい商品など募集しております。
tanaka@msmarusho.co.jp
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2013年、はやいものでもう12月です。

いつからでしょう?
毎日がこんなにもはやく過ぎゆくようになったのは…。
1年なんて、本当にあっという間です。

子どもの頃は、1日がとても長くかんじたのに。

しかし、よくよく考えてみると…。

例えば小学1年生、これまで過ごしてきた7年は約2,555日。
一方、二度目のハタチを迎えた40歳。
過ごしてきた40年は約14,600日。

それぞれ過ごした時間のなかで1日のしめる割合はまったく違います。

年を重ねれば重ねるほど、
1日の割合が小さくなってしまうため
1日が短く感じるというわけです。

さて、残りわずかな2013年、日々を充実させて過ごしたいものです。
それでは、週刊MARUSHO vol.055、START!

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【 1 今ではあたりまえのカラー印刷。その先駆けが日本にありました】

私たちの生活に美しい彩りをあたえてくれるカラー印刷。

印刷の歴史を紐解くと、15世紀中頃、ドイツのグーテンベルグによる
「鉛活字」の考案と「活版印刷機」の発明が有名ですね。
しかし、その後、カラー印刷技術が確立されるまで、
多くの時を要します。

では、カラー印刷の源流はどこにあるのでしょう?

その源流をさぐるにあたり条件をいくつか考えてみます。
品質が今のカラー印刷に近い、製品が現存している、
印刷なので量産されていること、などがあげられます。

そこから導きだされる答えとは?
それは230年前の「日本」に行きつきます。
日本の「錦絵」が世界に先駆けて始まったカラー印刷なのです。

「錦絵」とは、「浮世絵」の多色摺り木版画の総称。
17世紀中頃に始まったといわれる浮世絵は、最初、一色の墨摺りでした。
やがて、18世紀の浮世絵師・鈴木春信の時代に、色版木をいくつも重ねた
豪華な多色摺りの技法が登場します。

この多色摺りの浮世絵版画を、それまでの浮世絵と区別して錦絵と呼びます。
後年には浮世絵イコール錦絵とも言われています。

この多色摺り技術は、その後、進歩し続け、
やがて江戸後期から明治の初めにかけてピークを迎えます。
数十色もの色を重ねた豪華なものも登場し、
その色使いと精緻な仕事ぶりは、
後に世界を驚かせることとなります。

教科書などでおなじみの北斎、写楽、安藤広重らの有名な浮世絵は、
手書きと誤解されている方もいるようですがどれも木版画です。

私たちが今、画集や展示会で浮世絵として
目にするものはそのほとんどが版画です。
どれもオリジナルは世界に一枚というわけではなく、
当時摺られたものが現在も複数存在しています。

すなわち、量産されていて、製品が現存し、
今のカラー印刷に近いかたちで目にすることができる。

まさにカラー印刷の先駆けが日本にあったと言えるのです。
なんだか誇らしい感じがしますね。

200年以上も前、カラーの印刷物を気軽に楽しめたのは、
世界において日本だけでした。

次回は、浮世絵版画の制作手順にも触れてみたいと思います。

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【 2 まさにサバイバルな食べられるガイドブック!インクと紙に秘密あり】

四輪駆動車を製造しているランドローバー社が、
アラブ首長国連邦(UAE)のオーナーに配布したガイドブックが、
以前、話題になりました。

このガイドブックは、過酷な気温や危険な野生動物たちを相手に、
オーナーたちがアラブの砂漠で生き残るための基本を解説しています。

「砂漠地帯で車が立ち往生してしまったら…」
そんな緊急事態に役立つ情報が記載されているようですが、
このガイドブックの一番の特徴は、最後の最後、
いざという時に「食べられる」ということです。

デンプンを原料とする紙と食べられるインクを使用しているため
最悪の場合に非常食になるというわけです。

栄養価はチーズバーガー1個分(およそ300kcal)ほど。

ただ「砂漠で遭難してしまった。食べ物もない。」となっても
すぐには食べられないかもしれません。
なぜなら、ガイドブックには、食べものの見つけ方、
シェルターの作り方など緊急時に役立つ情報が満載。
内容を記憶してからでないと
安心して食べられないというわけです。

それにしても「食べられる」という付加価値がつくことで、
緊急時のガイドブックがより頼もしく感じられますね。

ちょっとしたアイデアや技術で、
これまであったものの価値を高めたり強化したり。
丸庄でもなにかできないかと、いつも考えています。

ところでこのガイドブック、どんな味がするのでしょう?
一度、食べてみたいものです。
お試し、できませんかね…。

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【 3 こちら丸庄製品案内所 使ってもらえる「ノベルティ」書ける×ノート】

今回、ご紹介させていただくのは、
年始のご挨拶の時など、ちょっとしたお礼の品として
丸庄でも利用しているお手頃サイズのノートです。

見た事がある!使っているという方もいらっしゃるのでは?

リング綴じ方式のこのノート、
実際に使っていただいた方から、
「180度開くから書きやすい」
「サイズが持ち運びにちょうどよい」
「覚え書きなど、気軽に使えて便利」など、
お褒めの言葉をいただくことがよくあります。

やっぱり使っていただけるのは、嬉しいですね。

この時期、
年始の挨拶まわりに「手頃なお礼の品はないかな?」と
お探しの方がいましたら、おすすめです。

さらに、このノート、オプションで帯をつけることも可能!
ここに気の利いたメッセージを入れる事で、
スマートな販促ツールに!
もちろん、本文に名入れもできます。
また、中面は3タイプから選べます。

ちょっとしたお礼のかわりに、年始のご挨拶に、
使いやすい!使ってもらえる「書ける×ノート」は
いかがでしょうか?

実は、私も使っています。

サイズ:W148×H210mm 帯幅:90mm

お手もとに「まるカタ(株式会社丸庄 製品カタログ)」がございましたら、
5ページをご覧ください。

お手元に「まるカタ」がないという方は、
下記のページのフォームからお申し込みいただけます。

http://www.msmarusho.co.jp/info/marucata.html

「書ける×ノート」のご注文は、
担当営業まで、お気軽にお声かけください。

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~丸屋庄兵衛のひとりごと~

浮世絵の技術ってよく考えると、すごいですねーー
4色どころでなく、それ以上の多色刷りですよね!今では丸庄でも何のことはなく
ぴったりピントが合うように素早く刷れていますが、昔は大変だったようですよ。
それが、江戸時代から素晴らしい出来栄えだったんですから、本当に世界に誇っていいですよね。
「もっと日本に誇りをもたなくっちゃ!」と思う庄兵衛です。

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★★★★★★★★´▽`<バックナンバーできたよー♪ ★★★★★★★★
★  弊社HPにてバックナンバーの掲載をはじめました。
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