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2014年6月18日 vol.083 重要・インクの乾く時間 紙質によっても違います

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┗━━━┛2014年6月18日vol.083

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重要・インクの乾く時間 紙質によっても違います

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1 印刷の豆知識 第51弾 紙質によるインクの乾きの違い

2 同じ意味の「故紙」と「古紙」。今は「古紙」と呼ぶのが一般的

3 あの人が教えてくれた、失敗を糧とするために必要なこと
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今年の梅雨入りは、平年より3日ほど早かったようですね。

梅雨明けは、どうでしょう?

ところで、六月は雨がたくさん降る時期なのに陰暦では「水無月」。
なんだか変な感じがします。
水が無いどころか、空からたくさん降ってきます。

実は、「水無月」の「無」は、「の」にあたる連帯助詞なので、
意味としては「水の月」ということになります。

陰暦六月は、田に水を引く月であることから、
「水の月」→「水無月」となったようです。

これで、納得。

それでは、今週も週刊MARUSHO vol.083スタートです。

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【 1 印刷の豆知識 第51弾 紙質によるインクの乾きの違い 】

時間がない、超特急でお願いしたい。
印刷のご依頼では、こういう場合も少なくありません。

そんな時に意外と重要になるのがインクの乾く時間です。

一般的に、上質紙(非塗工紙)よりもコート紙(塗工紙)のほうが
インクの乾くのが速いといえます。

片面印刷の機械で、上質紙を印刷する際は、
まず裏面を刷り、理想的には一日おいて、次の日に表面を刷ります。

つまり、刷るのに都合二日かかるというわけです。
これがコート紙の場合は、同じ日に両面を刷ることができます。

丸庄には、菊全判サイズ(939×636)で両面を
一度に印刷できる印刷機がありますが、
ご依頼の内容によっては菊半裁判の片面印刷機を使用します。

小ロット、またはサイズがあまり大きくないものは、
菊半裁判の印刷機を使用する場合が多いといえます。
このような状況で、お客さまがお急ぎの場合は、
さきほどのような理由によりコート紙の使用をおすすめしています。

特にカラー印刷の場合は4色のインクが重なっている部分があるので、
上質紙ですと乾くのが遅くなります。

急ぎのお仕事のご依頼、インクの乾く時間に関するご質問は、
担当営業までお気軽にお声かけください。

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【 2 同じ意味の「故紙」と「古紙」。今は「古紙」と呼ぶのが一般的】

前回、紙が水に弱い理由を取り上げたさい、
その性質ゆえ紙は再利用できるということをご紹介しました。

さて、再利用の場面で製紙原料として回収されるものを
一般的に「古紙」と呼びます。

「古紙」はもともと「故紙」と表記していたものが、
昭和30年代以降「古紙」と変わったようです。
現在、その使い分けの区別はあいまいですが、
一般的には「古紙」が使われています。

団塊の世代の方には、「故紙」のほうがなじみが深いかもしれません。

さて、意外なことに「古紙」が利用された歴史は古く、
平安時代までさかのぼります。
平安時代の再生紙は、故人からもらった手紙などを利用して
経典用の紙を作ったりしていたようです。

その後、数百年、江戸時代になると、
各地で再生紙が作られるようになり、現在に至っています。

2013年の統計によると、
日本の「古紙回収率は約80%、古紙利用率も約60%」で、
世界的にみてトップクラスに位置しています。
環境問題やリサイクルに対する関心の高まりもあり、
数字が大きく伸びているようです。
日本には「もったいない」の精神があることも
影響しているのかもしれません…。

最後に、参考までに古紙回収時に混入されると
困るものをいくつかご紹介します。

(紙)
粘着物のついた封筒
防水加工紙
カーボン紙
感熱紙
写真
金や銀などの金属が箔押しされた紙
匂いのついた紙
アイロンプリント紙など

(紙以外)
粘着テープ類
ワッペン類
ファイル等の金具
フィルム類
金属クリップ類

ちなみに、ホッチキスの針は、
原料工程の中で異物を取り除くための装置があるようで
つけたままでも回収時には支障がないようです。

いままで、ひとつひとつはずしていた、
あの手間はなんだったのでしょうか?

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【 3 あの人が教えてくれた、失敗を糧とするために必要なこと】

制作部のKさんが
失敗を成功につなげるために必要なことを教えてくれました!

「失敗は成功のもと」とは、よく言われること。
失敗が糧となり成功に近づくというわけです。
では、そのために必要なことはなんでしょう。
それは、「失敗を正しく分析すること」です。
あたりまえの話のような気もしますが、人の認識には
時にゆがみが生じるようで、正しく認識するのはなかなか難しいことのようです。

どういうことかというと「成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい」に
してしまうということです。

人がものごとの原因を考える際、
「自分のせいだと思う」場合と「自分以外の他人や環境のせいだと思う」の
ふたつのパターンがあるそうです。

例えば、「私が頑張ったから」成功した、「天気が悪かったから」失敗した…など。
う~ん、なんとなく自分のことを言われているような気が…。

さらに、「失敗」が「他者の行為であれば、原因をその人に関係させ、自分の行為であれば、
原因を自分以外に関係させる」という傾向があるようです。

例えば、他の人が遅刻したら「あの人は、毎晩飲み歩いているから」と
その人自身に原因を求めがちなのに、自分の遅刻に関しては、
「突然、急用が入ったからしかたない」などと考えてしまうのです。

まとめてみましょう。
・人は「失敗」について、自分以外に原因を求めがち
・自分の「失敗」であれば、なおさら、自分以外に原因を求める傾向がある

ということになります。

このことを知っておけば、
自分の失敗を正しく分析できるようになるというわけです。

なるほど、ためになります。
これを機に、自分の失敗の原因を冷静に分析できるようになりたいものです。
少しは成功に近づいたのでしょうか…。

同じような「失敗」を繰り返してしまう…
なんてお悩みをお持ちの方は、
ちょっと意識してみてはいかがでしょうか。

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~丸屋庄兵衛のひとりごと~

そうですか、水無月とは水の月ですか。ということは、神無月とは神の月という事ですね。
前に、出雲の国に神様が集まるので、他のところには神様がいなくなる月だと聞いたことがあったような
気もしますけれど、まあ、どちらでもいいですが、それよりも、○無月というのはないんですかねー。
あればその月は羽を伸ばせるのになー、、、、、、、、

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