3Dイラスト 3D illust 制作ワークフローその1
図面データがある場合

3D ソフトに読み込む前にCAD ソフトで、寸法・注釈など余分な要素を取り除きます。
スケールを合わせて、3D ソフトに読み込みます。
住宅CG の場合は、立面図をCAD ソフトで参照しながら、平面図を3D ソフトに読み込み、高さ等を付加して、モデリングを行います。この時に図面データがあると、寸法表記の無い箇所の計測が容易に行えるので、作業効率は高くなります。
例えば、マンションの立面図の場合は各階高さの表記しかない場合が多い(下図参照)のですが、モデリングをする場合は、バルコニーの高さや、窓の高さなど、高さ表記のある場所の情報はすべて必要になるため、その部分を計測しなければなりません。CAD ソフトも用いれば、計測したい2 点を選択すると距離を求める事ができるので、容易に計測できます。

図面データイメージ

図面データがない場合

紙図面や、図面をスキャンしたPDF など、図面データをご提供頂けない場合は、作業工程が増えてきます。平面図から、壁やハリなど必要な部分をトレースする必要がり、トレースにあたり、平面図を計測する必要がありますが、CAD データではないため、定規で比 率を計算しながら計測しなくてはなりません。また、手動で計測のため、モデルの際に若干の誤差が出る場合があります。